« Macのモニターを申し込んで見る | トップページ | 最近のcocologって・・・ »

事業の多角化

最近本当に分からなくなってきた。

今まで、仕事といえば、スタンドアローンでこなしてきた私。

だけど、独立してからそれだけでは商売としてなり辛くなってきた。

出来れば着の身着のままで、自分ひとりで完結する会社が一番いいと思っていたのだけど、ここ最近の世の中の動きをみていると商売というかビジネスをするうえで中途半端な規模でやることほど困難なことはない。

どういうことかというと、たとえは大店舗法改正とかで、大きなスーパーが郊外のみならず、都市部にまで乱立する光景をよく目にするようになってきた。

その上、地域に無関心な若い世代をターゲットにした安価なマンションの建設ラッシュ。

まず、この組み合わせで街づくりの基礎が出来上がってくる。

すると、当然対面方式でものを販売していた、小さな商店には客が来なくなる。

私の会社は実は商店街の一角に存在するのだが、その商店街が軒並みシャッターが下ろされていっているのだ。下ろされるだけならばまだいい、その店舗を売って商店街に建売の一軒家が建ち始めた。

逆にそんななか新たに店を出品する人がいる。みたところ、外からみて客が入ってにぎわっているようには見えない店舗であるが、なぜか品揃えがだんだん増えていき、明らかに商売の質が向上し、隆盛を極めている雰囲気になってきている。

従来からある店でも、なんか客が入っていないんだけれども商売が順調に見える店が多い。

同じ界隈で商売をしているのに、なぜシャッターを閉めたり突然建売になっているところがあれば、そうでなく隆盛を誇る店も存在しているのか?かなり疑問だったが、なぞはスグに解けた、シャッターの閉まった店と順調な店の名前をネットで検索してみた。

シャッターの閉まった店というのは、店舗のホームページどころか、口コミ情報での話題にすら上っていない。逆に順調な店はネットショップで検索によって上位に名前が出てきている。その違いだったようだ。

あきらかに、実店舗での売り上げはそうでもなくとも、客が地域ではなく全国だったから生き残っているようだ。

ネットという一つの商売のツールを使ったか使ってないか?が一つの分岐点であったように思う。しかし、幸か不幸か、ネットに不向きな商売をしている人はネット時代によって瞬殺されたようにも思う。

逆にネットで出来ない商売だからこそ残っているお店もあることも感じる。

テレビは大企業にとっての宣伝ツールとして商売を動かしたが、我々一般人の商売には影響しなかった。しかし、ネットと大店舗法改正というダブルパンチは一気に商売そのものを変えてしまったように思う。

私の仕事もメインの事業は最近伸び悩みはじめている。そんな中私の周りにいる、私より年配な人々は、今の商売についていけないとなぜか私のところに相談にくる。

石材屋さんが他の商売に鞍替えしたいとか、陶器を扱う方がなにか別の商売もしくは別な売り方ができないか?などといったことを相談にこられる。これ以外にも結婚ビジネスに関して相談に乗って欲しいという案件まで出てくる。どれも根本としては同じなんだけれども、こういった相談をする人たちって私がネットビジネスを構築することを仕事にしているから相談にくるんだけど、何か一番根本をわすれている。

ネットを使えば、魔法の様に物が売れる様になると思っていたり、初期投資なしに商売の質を変えれると思っているという点だ。

ネットになれば全自動で商売が構築されるとも思っている。なんて人たちだ!といつも一喝する。

建材としての石材をネットビジネスに対応させようとするならば、そのままでは売れない!!

石を細かく切断して表札のイージーオーダーシステムを構築するとか、石細工で照明を製作して売るとか、石で看板を作りますとか、売り方というものを考えるところは、ネットであれ、リアルであれ一緒なんだということ。

それに、ネットで売るには、決済のシステムを構築しないといけないし、商材を売るためのカタログの変わりになるコピーやらホームページを作成しないといけない。実店舗を作るより割安にはなるが、初期投資はいるのだ。なかなか初期投資の金額の話にならないからおかしいと思っていくらあなたはこの企画にお金をかけるきですか?って聞くと100万円だという。

「はぁ?」って感じだった。

実店舗を構築するのに私が試算しただけでも、最低850万円必要であることがわかった。

しかし、ネットショップにしたところで店舗の内装費や家賃と保証金くらいがなくなるだけで、商売には最低内装費の300万円と家賃3ヶ月として48万円、保証金の120万円を差っぴいても382万円は必要ということになる。ひょっとすると、自分のところで遊ばせている人員をそのネットの方に裂くことが出来るか?といった問題もあるのだから新たに時給800円の子を雇ったとして一日6,400円の月20日計算で3ヶ月として384,000円掛かるわけだ。

俺は錬金術師ではない、しかもその事業構築のために自分は動かないで私が全部動いてくれると思っている。そらぁ、コンサル料金をもらってやるならそれもやるけど、儲かりだしてから利益を折半なんていってくるんだけど、100万円程度の出資で折半では私は合わない、そんなに儲かるんだったら、この人から材料仕入れて自分で出資して人を雇ってやったら材料費だけその人に儲けわたすだけでいいんだから、なにもこの人と組む必要もない。

あまりに自分のいいようにしか考えれないこの人たちにあきれて言い返す気もおきずに、お帰りをって言ってしまう。

多くが団塊の世代の経営者の方ばかりなのだが、あまりに護送船団方式の業界的考えと、苦労は若いものがするべきなんて幻想を未だに抱いている人たちが、今商売がダメになって路頭に迷う手前にいるようだ。

この人たちと組んで事業の多角化を計ったとしても、私はどう考えても儲かるとは思えない。

自分が動いてなんぼなんである。

50歳になったんだからもう苦労はしたくないなんて考え今のサラリーマンでも通じない、サラリーマンは通じなくても、最低の給料はもらえる。けれど、この経営者のおっちゃんたちは、その月の給料すらない状況になり会社の運転資金だけでも赤字になり、首をくくらないといけない現実が後ろから忍び寄っているのに、のんきにもまだ、他人が勝手に仕事をつくってくれるとか利益を作ってくれるなんてことが考えられているのが信じられない。くちではケツに火がついているとはいうのだけど。行動はぜんぜんのんきなものとしか感じられない。

これから、どれだけ多くのこういった人たちが、食べていけずに自殺なんてことになるのか、行く末は心配だ。

|

« Macのモニターを申し込んで見る | トップページ | 最近のcocologって・・・ »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 事業の多角化:

« Macのモニターを申し込んで見る | トップページ | 最近のcocologって・・・ »